竹取物語
竹取物語は日本最古の物語と言われているが、
奈良時代の作品で有ることはあまり知られていない。
むしろ平安時代の作品だと思われているようだ。
確かに、洗練された読み物に調整されたのは平安時代
であるかも知れないが、奈良時代に存在していたと
言われている。
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勿論ご存知だろうが、かぐや姫の話である。
ある翁が竹を取りに行き、光り輝く竹を見つけ
怪しく思い切って見ると、中から小さな姫子が
現れる。光はその姫から発していた。
この姫子が老夫婦に育てられ美しい女人に成長
するや、その美貌の噂を聞いて求婚者が列をなす。
しかし、日本人は元々諦めの早い民族である。
脈が無いと知るや去っていく。
そうして最期に残ったしつこい五人の貴族。
とにかくしつこく通った。
この五人の名前は次の通りである。
石作皇子
車持皇子
右大臣阿倍御主人
大納言大伴御行
中納言石上麻呂
最期の中納言石上麻呂は、正にそのまま実名である。
そして、見過ごしてしまいそうになるのが2つめの
車持皇子(くらもちのみこ)である。
藤原不比等の母の名前は、尊卑分脈によると車持与志古娘
(くるまもちよしこのいらつめ)である。
しかも、不比等には鏡王女(かがみのおおきみ)と天智天皇
の間に生まれた子である、すなわち後胤説がある。
車持皇子とは、藤原不比等の事であるという説が有力だ。
かぐや姫は5人の貴族達に無理難題を押しつけ、全員が
失敗してしまい、結局誰の妻にも成らなかった。
そして、最期は天より迎えが来て、昇天するという話だ。
かぐや姫が登った先は富士山であるという説もある。
かの役行者が伊豆に流された時、毎夜湖の上を飛びね
富士の頂上へ一気に登ったという伝説もある。
役行者とかぐや姫にか何か関係があるのだろうか。
日本古代史をテーマにした漫画があるが、長岡良子
という少女漫画家である。
彼女は、かぐや姫のモデルこそ氷高皇女であると
解いているようだが、なかなか面白い説である。
漫画と思って侮ってはならない。これほど詳細に当時の
風俗についても調べて描いている漫画家はいない。
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