役行者
不比等を語る時、外せない人物が何人かいる。
その中の一人がこの役行者だが、本名を役小角
(えんのおずぬ)、役優婆塞(えんのうばそく)、
神変大菩薩(じんぺんだいぼさつ)、山上様(さん
じょうさま)など、いろいろある。
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「うばそく」については、サンスクリット語で
在家仏教信者を意味するウパーサカのことである
とも言われていて、その人物像は謎に包まれている。
行者というからには、修験者であるわけだが、
日本霊異記にも登場してくる様に、呪術者であると
言われている。
弟子の広足(韓国連広足からくのにむらじひろたり)が、
小角が人心を惑わせていると告発したことで、文武天皇
の時代伊豆に流されている。
そして、流刑地伊豆から毎夜海を歩いて渡り、富士山
に登っていたという荒唐無稽な話もあるのだ。
超能力者というよりも、催眠術などを使えたと考える方
が自然だろう。鎌足の病気を治したという逸話もある。
役行者に関しては、賀茂氏の縁続きだそうだが、不比等の
第三夫人は賀茂比売という名から解るように、賀茂氏の
出自であるとされる。
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